JR西の元専務が遺族らに謝罪 4・25ネットワークの例会で(産経新聞)

 JR福知山線脱線事故当時、JR西日本の専務だった坂田正行氏(60)が21日、事故の遺族らでつくる「4・25ネットワーク」が兵庫県宝塚市で開いた例会に出席し、「ただただ申し訳ない」と改めて遺族らに謝罪した。JR西の元幹部が同ネットの例会に出席したのは初めて。

 参加者によると、坂田氏は約1時間半にわたり、事故を起こしたことや事故後にJR西のグループ会社の社長に就任していたことなどを謝罪したほか、遺族からの質疑に応じた。

 また神戸第1検察審査会が起訴の可否を審議している井手正敬元相談役(74)ら歴代3社長について、具体的な言及は避けながらも「個人的には起訴されてほしくないが、(起訴)されても仕方ないのでは」と話したという。

 取材に応じた坂田氏は「1人でも多くの遺族に一刻も早くお会いして謝罪したかったので、このような機会を設けてくれてありがたかった」と話した。

 事故から丸5年となる4月25日、事故原因の検証や被害者支援のあり方を考える「追悼と安全のつどい2010〜悲しさと無念・5年の時空をこえて」が兵庫県尼崎市のアルカイックホール・オクトで開かれる。

 ノンフィクション作家の柳田邦男氏による講演のほか、神戸商船大の西川榮一名誉教授、被害者支援に取り組む佐藤健宗弁護士らが遺族とともにパネルディスカッションを行う。午後1時半開会で参加無料。

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